丸の内の綺麗系OLを狙い東京ラウンジへ
元ハゲの婚活パーティー体験談【第8回】
前回大宮遠征を敢行し(前回記事:パーティーパーティー大宮へ遠征!東京との違いは?)、タイプの女性たちからは総スカンを食らうなど満身創痍になりながらも、カップリングは成功。そして俺は遂に日本の中枢に挑戦するのでした。自分のタイプの女性とカップリングを夢見て幾年月(約40日)…今度こそ!
>>8回連続参加!俺のお気に入り婚活パーティー
遂に本丸へ。丸の内OLを狙うために東京ラウンジのパーティーに参加!
とうとう婚活パーティーの参加がメインだけで7回、前哨戦まで含めたら8回となりました。40日間で8回、5日に一回ペース、週に1回以上です。キラキラOLの一週間合コン回数に比肩するんじゃないか。
多くの人が、「婚活パーティーって実際どうなの?」と疑いの目を向けていたり、「男で婚活とか、恋愛市場の落伍者みたい」とか色々思っていたり…。本音で言います、おすすめです。
4対4の合コンを一回開催し、女性より多く払ったら8000円くらい飛んでいきますよね。婚活パーティーならそれより少し安い金額(6000円前後)でその倍の女性と出会えます。相手の女性も真剣に結婚を考えている人が多いので、その後付き合える可能性が高いです。実際婚活パーティーで結婚までいった人を知っています。
じゃあどこの婚活会社が運営するパーティーに行けばいいんだ。多すぎるぞ。という方には体験談もそうですが、婚活パーティーのランキングも参考になります。各社メリット・デメリットがあるので、若い子と知り合いたいなら「シャンクレール」、真剣に結婚を考えている女性が良いならパーティーパーティー等、自分のスタイルに合った会社を選ぶのが良いと思います。(参考:体験者おススメの婚活パーティーは何処?)
個人的にはPARTY☆PARTYが良いですね。参加女性のレベルは高いと感じます。運営側も、年齢幅を狭くして同年代で盛り上がれるよう配慮しています。
今回選んだパーティーはこちら
「盛り上がり度No.1 恋する4歳幅?《男性31歳〜35歳》×《女性28歳〜32歳》」
参加人数:8対8
会場 :PARTY☆PARTY東京ラウンジ
参加条件
男性:31歳〜35歳までの方
女性:23歳〜32歳までの方
さぁ遂に自分の中の本丸、東京ラウンジに挑戦です。新宿から始まった婚活パーティーでしたが、、恵比寿、有楽町、一旦寄り道で大宮と行き、俺は精神力も勝負勘も格段に上がりました。言うなれば新兵が戦場を転戦するにつれ、歴戦の戦士に変貌していくよう。そして満を持して中枢へ突撃です。
今回も二つの候補地で悩みました。「東京ラウンジ」か「銀座ラウンジ」どちらにするか。前回はコイントスでしたが、今回そうはいきせん、重要度が桁違いです。悩みに悩んだ結果、「東京ラウンジ」に決めました。
8対8の個室お見合いパーティーは、トークタイムは長くてしっかり会話出来ますが、参加者が一人足りないだけでもかなりロス感があります。しかし今回は、申し込み時に女性が既に満席だったのです。事前に女性が満席になるというのは俺が参加してきた中で初めてのことでした。
婚活男子にとって「参加条件」は、時に残酷です。「年収」の壁に阻まれたり、「身長」の門番に追い返されたり、「会社規模」の絶壁が立ちはだかったりetc.
しかし今回のパーティー参加条件は、「年齢」だけ。31歳〜35歳であれば、年収も身長も体重も何もかも不問です。何という寛容なパーティーなんでしょう。女性の「満席」、参加条件が「年齢」だけを見た瞬間、参加をポチっていました。
申し込みを済ますと、プロフィールシートが出てくるのはお決まりパターンです。婚活パーティーでカップリングの成功率を上げるためには、「身なり」(イケメンの意味ではなく、清潔感のある服装、髪型等)と同じくらい、この自己紹介・自己PRの内容が重要だと思います。俺はトークが上手い方ではないです。早口になったり、どもったり、噛んで聞き返されたり、合コンでは散々…。+髪の毛薄いし。そんな俺でもカップリング出来たのは、自己PRをしっかり作って臨んでいる以外理由が見当たりません。
口下手な人でも円滑なコミュニケーションを取るためには、「自己PRに固有名詞」を入れることが肝かなと。もちろん趣味を選択する欄もあるのですが、選択肢がザックリしています。「あ、趣味『音楽』か、一緒だ」と思って踏込んだら、自分の好きな音楽と全然違うジャンルの音楽で、話が盛り上がらなかったなんて事態は容易に起きます。
趣味が音楽ならどのようなジャンルの音楽が好きか、旅行好きなら、今まで行って一番良かった旅先or最近行った先、グルメならどの辺りのお店に行ったり、新しく開拓しているのか。具体的に自己PRを書くと、女性から質問されることが多くなった気がします。先に話すのが緊張して苦手なら女性に話してもらいましょう。
男性で一番気にするのが「年収」ですよね。我々男側は、婚活パーティーでは年収しか見られていないんじゃないかと疑いますよね。だから実際の年収より100万くらい盛っちゃおうと。
何度も参加して感じたのは、女性側はそこまで年収に拘っていない印象です。年収を婚活の条件にしている人は、「年収1000万以上」の男性限定のパーティーに参加していると思います。そういう婚活パーティーは女性はすぐに満席になっていますし。俺自身、東京都の30歳平均年収に足りてないです。
そのことは正直に載せています。それでもカップリング成功して、中には年下ですが頭二つ分俺より収入多い女性もいます。このご時勢ですから女性も分かっているはず。年収はそこまで気にせずに、自己PRの充実の方に気を使った方がいいかも。
縁起を担いだ綺麗目の服で勝負!
今回の服装は婚活ユニフォームNo2です。これは過去二回素敵な女性と出会えて、カップリングにも成功したので完全に神頼み的です。
婚活パーティーの服装どうすれば良いんだ。と悩まれる人、お洒落な方が良いのかなと気を揉む必要はないです。お洒落な男性を好む女性もいますが、それよりも「清潔感のある服装」のほうが好まれる傾向が。今回の俺の服は全てユニクロです。あ、すみません、ボトムスは貰い物でした。綺麗目に見られるコツとしては、ジャストサイズで着ることだと思います。
一方で、俺の体験上、「デニム」はあまりウケがよろしくない。デニムで参加した男性はもれなく、パーティーが終わると駅の方へ一直線に帰って行きました。女性側はせっかくお洒落して来てるので、男性側も応えるのが礼儀かも。仕事終わりならスーツで良いと思います。スーツ姿の男性はカッコ良く見えるので(職場女性談)。
自己PRと服装、この二つが婚活を成功に導くか、失敗させるかの重要事だと思っています。
素敵な女性との出逢いを期待して会場へ!だが…
東京駅へは少し時間が掛かるため、早めに仕事を切り上げ、電車へ。ギリギリセーフ…会場に着くのは25分前かな。今回の婚活パーティーは平日開催。火曜、水曜あたりのパーティーは美容師や不動産関係の休みが多いので、その業種の方の参加も多いです。しかし、狙うのはあくまで「丸の内OL」。最初の気持ちは忘れていません。
同じ東京なのに40分以上電車に揺られ東京駅到着。俺が働いている所はホントに東京か?住んでるところもだけど。東京駅の「八重洲中央口改札(地上)」を出て、そのまま真っ直ぐ歩いて外に出ると、目の前に「みすほ銀行」の看板があるビルが見えます。
その建物の4階が今回の東京ラウンジです。
地下改札からよりも地上改札から行くほうが分かり易いです。俺は東京駅地下とその周辺の地下街がよく分からず苦手なので地上を使いました。
20分前に会場建物に到着。エレベーターを待っているとスーツ姿の男性が。そして一緒にエレベーターに乗り込みました。俺が4階を押すと彼は動かず。同じパーティーの参加者か。意識すると不思議なもので、スーツの力もあり、相手のほうが上手に見えてしまうんです。さすがチキンハートの持ち主。
彼に続き会場に入りました。会場の雰囲気は「恵比寿アネックス」と似ています。受付スタッフの女性に本人確認書類を提示。その時に
「あの、記念に受付の写真撮ってもいいですか?」
と無茶振りをしました。断られるかと思いきや、快く承諾。ありがとう、サービス業の鏡です。カメラを準備していると、突然背後で機械音が…エレベーターが動き出しました。頼む!まだ来ないでくれ!今の姿見られたらサクラと疑われる…。震える手で何とか撮り終えスマホを下げた瞬間、エレベーターが開いて他の参加者が出てきました。間一髪セーフ!気分はイーサン・ハント、ミッション:インポッシブルの世界にいるよう。写真は手振れで少しぼやけました。はい、イーサン・ハントには程遠いです。
今回も1番の席に案内されました。これで3回連続で1番です。そんな前々に申し込んでないぞ。せいぜい一週間前なのに。この順番は何が基準なのか今もって謎です。東京ラウンジのブースはこんな感じ。
席に着くなり早速iPad起動です。毎度の事なのでアンケートはサクッと回答します。ただ、回を重ねるごとに最後の婚活アドバイザーのアドバイスが気になってきました。今回の東京が失敗に終わったら泣きつきます。アンケート入力し終わってとうとう今回の参加者プロフィールとご対面。おっと1人キャンセルか。女性は7名の参加です。
さて、高身長は……いない!え、ちょっと待って…160cm以上もいない!?こんなホビット回は経験したことありません。今心を支えているのは「東京ラウンジ」ということのみ。これは完全に想定外だ…想定していなかったのは俺の落ち度ですか、ホリエモンさん…?
今までだったら参加者プロフィールを読み込むところですが、今回は全然読み込めません。ただiPadの画面を眺めているだけです。へぇ〜、幼稚園の先生一人と、あとはみんな一般事務か〜。戦意喪失しています。とそこへ、「失礼致します。お隣の女性様がいらっしゃったので、御座席の後ろよろしいですか?」。
この瞬間がパーティーの中で三番目にドキドキします。今日のスタートの人はどんな人なんだろう。身長はタイプに達していませんが美人・可愛いかもしれません。席に通すために立ち上がって振り向くと……ふつうっ!!!そこには可もなく不可もない至って普通の女性がいました。どちらかに振り切ってくれると、こちらも反応し易いんだけどなぁ。
女性を席に通し、再度iPadを眺めます。殺気も覇気もなくボーっとしていると、
隣の女性(Aさん)「こんにちは、初めまして。パーティー何回参加してますか?」
俺「初めまして。今日が初めてです。全然勝手が分からないです。初めてですか?」
Aさん「今回で三回目です。初めてパーティーに行った日に同じ会場で二回参加しました。」
俺「一日に二回って凄いですね。何故その日に二回参加したんですか?
Aさん「同日に同会場のパーティーに参加すると二回目が安くなったので」
初の婚活パーティーで二回参加するなんて俺は選択肢になかったです。タフです。見た目とは全然違いました。この後本当のすがたを知るのですが、それはまた後ほど。慣れてる今でも俺は一日に二回は無理ですね。二回目の途中できっと投げやりになります。意外に初対面の人と何人も会話するのは疲れるんですよ。Aさん俺のプロフィールを眺めながら、
Aさん「あ、趣味読書なんですね。ジャンルはどのようなの読みますか?」
俺「偏ってます、歴史、ノンフィクション、エッセイです。小説はあまり読まないですね。読もう読もうとは思うのですが」
Aさん「あ〜私小説しか読まない。歴史物は読まないですね。面白そうとは思うんですが、なかなか買おうとはならなくて…」
パーティー始まる前に、実質パーティーが始まってしまいました。Aさん印象とは違って喋る喋る。早口なのに俺とは比べものにならないくらい滑舌が良い。同日二回参加のパーティーもどのようなものだったか面白く話してくれました。パーティーによっては男性がかなり少ないってこともあるんですね。是非そんなパーティーに出てみたいです。
Aさんとベチャクチャ話していると、周りが静かになっていました。耳を澄ますと、誰かが話している。女性スタッフがパーティーの説明をしていました。開始時刻になっていたことに気付きませんでした。というよりAさんはまだ気付いていない。Aさんそろそろ時間になってるの気付こうか、いやそろそろ黙ろうか。
今回は男性の参加も7名。男女のバランス申し分ないです。人数少ないのでキューピッドカードは一枚。このキューピッドカード使うことあるのかな。男女比完璧なのに、なんだろうこの気持ちが乗り切れないのは…。
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元ハゲ男の婚活パーティー体験談目次
>>元ハゲ男がカップル率100%を記録した婚活パーティー