ドキドキのオープンスタイル?回転寿司?パーティー初挑戦
元ハゲの婚活パーティー体験談【第4回】
これまでの個室スタイルの婚活パーティーから一転オープンスタイルのパーティーへ参加した今回、高身長女性が何人も参加しているパーティーだと分かり、一気にテンションMAXへ。タイプの女性(高身長)とカップリングの悲願は達成出来るのでしょうか。(前編はこちら)
>>今回参加中の婚活パーティーはココ
タイプの女性に好印象を残せるか。パーティー開始
1番目 Aさん 30歳
前回、前々回と個性あるトップバッターを迎えてきたが、今回はちょっと大人しめ。よし、スロースタートでいこう。Aさん今回がパーティー初参加のようでかなり緊張している様子。
俺「自分こういうパーティー今回初参加なんですよ、緊張してますが宜しくお願いします」
嘘も方便です。Aさんホッとした感じで笑顔になってくれました。他愛ない仕事の話や趣味の話しで無難に終了。そう来るべき人に向けてのウォーミングアップです。人数多いので気力・体力を無駄にしてはいけません。
2番目 Bさん 27歳
お次はパーティー開始前に脱落してしまったが、高身長のBさん。席に着いて挨拶すると、笑顔で返してくれました。その時の笑顔が素晴らしい。目が線になって瞳が見えなくなるほどの笑顔。まるで恵比寿様のようです。恵比寿様…あぁ!恵比寿様に似てる!なんかガタイ的にも…。
Bさん改め恵比寿さん、一人暮らしとなっているので出身地を尋ねると、一人暮らし=出身地質問は俺の中で鉄板です、甲信越地方の某市出身でした。おお、そこは知り合いが結構いるし俺もよく行くところ。ワクワクしながら駅から何分ぐらいの所なのか聞くと、「徒歩50分」。
徒歩50分!?いやいやいや、そんな新幹線が止まるメジャーな駅までの徒歩じゃなくて最寄駅で大丈夫だよ、その辺知ってるから大丈夫。どうやらそこが最寄駅で徒歩50分掛かるとのこと。東京者がなに地方をディスってんだよ、という非難が上がりそうですが、馬鹿にはしていません、衝撃を受けて面白かっただけです。恵比寿さん、顔真っ赤にしながら一緒に笑っていました。何だろう、この素朴で素晴らしい笑顔、だんだん可愛く見えてきた。
3番目 Cさん 31歳
Cさん「めちゃくちゃ笑顔素敵ですね」
挨拶して席に着くなり、お褒めの言葉をいただきました。
俺「ありがとうございます!初参加で凄く緊張しているんですよ。笑顔引き攣ってないですか?大丈夫ですか?」
何処かで使ったようなテンプレコメント、そして息を吐くように嘘をつきます。初めましてなので少し緊張しているのは嘘ではありません。凄くではないですが。相手が初参加となっているので、共通点の安心感を与えるためにも多少は事実を捻じ曲げます。
Cさん、綺麗な顔をしているのですが、結構なハスキーボイス。昨日酒飲み過ぎて喉焼けちゃった?正直個人的には、その見た目と声のギャップ、悪くない、好きです。プロフィールを見ると、よく自炊するとのこと。俺も友達と食事する以外ほぼ自炊なので、日々やってる人間にしか分からない自炊ネタを振って探りましたが、どうやらガチのようです。なんでしょうこのギャップ攻撃は。失礼ですが全くそういう風には見えなかったので。
4番目 Dさん 28歳
俺の大本命、身長166cm、華やかな顔立ちの女性です。化粧濃い目ですが、んなこたぁ気になりません。気にするのは身長とスタイルです。スラッとしていて完璧。これは気合を入れてギアを上げるぞ。これまでに3人と話してきてウォーミングアップ充分。
Dさん「芸能人のあの人に似ているって言われません?ほら…あの…佐藤…何でしたっけ?」
一番槍を取ろうとしたら持っていかれたでござる。この娘やりおるな。
俺「佐藤?ん〜健くん?それとも渋く、浩市さん?個人的には健くんがいいなぁ」
俺、ノリノリです。芸能人で佐藤という名前で女性に拒否られるような男性が見当付かなかったので。
Dさん「ルーキーズに出てた…健くんじゃなくて…あ、佐藤隆太!」
佐藤隆太、いいですね〜初めて言われましたが、悪い気はしません。笑顔が似ているみたいです。よし、掴みは上々。とこの時は思っていましたが、文章にするとこのやりとり、女の子のお店のテンプレのようですね。掴まれていたのは俺のようです。
そしてトークの話題は仕事へ。Dさんの職業、なんとも特殊な職業になっていました。所謂「業界人」みたいな。この容姿だったらあり得るなと思って聞いてみると、他の男性にもツッコまれるらしく、全然違う業界なのだが、現在の役職に似た表現のものを選んだらそれになったようでした。恥ずかしがりながら懸命に説明する姿が、か…可愛い…。やっぱりこの人が第一希望だわ。はい、もう掴まれていました。
5番目 Eさん 28歳
仕事や趣味といった当たり障りない会話していると、Eさんのイントネーションに懐かしさを感じました。出身を聞くと東北地方の某県某市。俺にはその地方出身の友達がいたので、地元民しか知らないような地元ネタを出すと驚いて嬉しそうでした。地理とか歴史に詳しいオタクの皆さま、力を発揮出来る時が来ましたぞ。理解されない趣味でも使いようによっては大きな武器になります。
6番目 Fさん 31歳
結論を先書きますと、4分間が長くて気まずい時間になってしまいました。結構可愛い顔で印象良かったのですが、何といっても大人しい!それと自己PR一行、というより数文字。なかなか厳しかったです。
婚活パーティーで自己PRがちゃんと書いてないと致命的ですよ!と言いたい気持ちを抑えどこかとっかかりが無いかを探す俺。
スポーツが好きとあったので、聞くと野球観戦が好きなようです。お、突破口見つけた!と踏み込んだら、まさかの中日ファン。マズイ、今一番大人しい球団じゃないか…和田引退しちゃったし森野と平田くらいしか知らんぞ。野球好きならボーナスステージのようですが、俺には攻略できませんでした。
7番 Gさん 27歳
トーク開始するなり、Gさんから俺に出身を聞いてきました。女性から聞かれるのは初めての展開です。東京出身者の悲しいところなのですが、「出身は東京です」って言うとその時点で終了なんですよね。恐る恐る「東京の〜です」って答えると、Gさん驚いたように、「え!?今、私、職場そこです」。東京出身で良かった。まさかこんな展開になるなんて。
Gさん、テンション上がっちゃったようで社員証を見せてきました。いやいや、Gさん、分かった分かった、それしまおうか。会って一分くらいの人に見せるの早いって、危ないよ。その社員証、俺はよ〜く知ってるところです。その近くに住んでいたから。その後、その職場近くの美味しいお店の話で盛り上がり、あっという間に時間が経ちました。
8番目 Hさん 26歳
席移動の際、あれ、この人男だろ、なんで動かないんだ?そして、席に着いて挨拶。あ!この人170cmの!後ろ姿はマジ男です。うなじから肩にかけての雰囲気とかまさに。正面からだと、うん、ショートカットの影響でボーイッシュに見えるけど、女性だ。目はパッチリした感じで、例えるなら…「春高バレー女子」。女子の春高バレーにいそうです。この時点で、ないわってバッサリ切ってしまう人いると思います。しかし俺は、抱けるか抱けないかと問われれば…うん、抱ける!問題なし!体格的には「抱かれる」という表現の方が的確かも。
このHさん、明るい方でした。俺が席着くなり既に笑いモード。何か面白い事でもあったのか聞くと
「どうしてそんなに笑顔なんですかw」
知らんがな。ただ、ここまで相手が笑顔だと会話もスムーズです。Hさんのプロフィールに目を落とすと、光り輝いてます、ある項目が。得意料理「鶏の唐揚げ」。頻繁に作るのか聞くと、あまり作らないとのこと。おいおい、何故これ書いた?自分の好物を書いちゃった?15個くらいペロリしそうだもんね。通常だと心の中でツッコむだけですが、一気に距離を縮めようと今回は敢えて踏み込みました。まんま上の言葉で。Hさんの反応は…爆笑。結果は「吉」のようです。
9番目 Iさん 32歳
挨拶して何の話題から切り込もうかなとプロフィールを見たら、思わず二度見しました。目に飛び込んできたのは「年収700万」の文字。ハイスペお嬢以来です。お嬢という雰囲気ではないですが、ハイスペックであることには変わりません。顔は華やかな感じで、それも相まって始まって早々に圧倒されてしまいました。
きっと丸の内・大手町とかでバリバリ働くキャリアなんだろと職場の話を振ると、はい本日二回目、まさかの俺の地元でした。こうなるとGさん同様オススメのお店話で盛り上がりました。このハイスペ姉さん相当酒好きな様子。俺の地元駅周辺殆ど飲み尽くしてんじゃないか。ごめんよ、ハイスペ姉さん、俺ほとんど飲まないんだ。いや、飲めないんだ。釣り合い取れないよ、酒も年収も。
10番目 Jさん 32歳
お次は美容関係にお勤めの女性。やっぱり肌綺麗だ、ファンデの影響かもしれないけど。Jさん、職業柄か美への意識が高い!休みの日にスポーツもするようだが、そのスポーツが楽しいからではなく美へのため。話が噛み合わなくて気まずい雰囲気になるということはありませんでしたが、終始息が詰まりそうでした。Jさん、俺はあなたが望むような人生は提供出来ないわ。
11番目、12番目のお二方は紙面の都合上割愛させて頂きます。ご理解のほど宜しくお願いします。…端的に言えば、苦行4分×2でした。
13番目 Mさん 26歳
俺の気になるリスト同順位3位の方。挨拶して顔を見ると、可愛い。後ろ姿まんまの雰囲気の女性でした。実年齢より若く見えます。苦行タイムが続きテンション下降していましたが、一気に復活です。Mさん大人しそうな感じなので、俺から会話を振ることに。最初は無難に仕事の話から。Mさんからの返答は「…」。!?黙りこくっているのではありません。聞こえない。別に周囲もそんなに騒がしくない。Mさんの声が半端なく小さくて聞き取れないのです。あれ?おかしいな、俺昨日耳掃除したし、今まで聴力検査引っ掛ったことないぞ。
何度聞いても声が小さくて聞き取りづらい。Mさんの声はモスキート音か?俺、10年前に聞こえなくなっちゃったよ…モスキート音聞こえる人じゃないとMさんと会話出来ないのかよ。何度も聞き返すのが申し訳ないので、途中から分かったふりをして会話していました。いや、これは噛み合ってないから会話じゃないか。Mさん、ごめん、俺の可聴域が狭いせいで何も盛り上がらない、会話すら出来ない4分間にしてしまって。
最終 Nさん 28歳
一周目最後になりました、気になるリスト第二位の女性です。事前のプロフィール情報から切り込むネタは準備していました。いざ近くで見ると、やはり頭・顔が小さい、サッパリとした綺麗な顔。う〜ん、良い。Nさんの住んでいる所が、俺の地元のお隣、かつそこは俺の母校があるところ、それを言うと嬉しそうに話に乗ってきてくれました。やはり同郷というのは盛り上がる強力なネタになりますね。
地元話で十分場を温め、気になっていた質問を。Nさんの職業がその他となっていたのでどういう職業か聞きました。児童施設で働いているとのこと。児童施設…色々種類があるので、聞きたいとこですが、トークタイムは4分、ここは華麗にソフトランディングで別の話題へ。やはりトークタイムは常に頭に入れといた方が中途半端で終わる危険を回避出来ます。休みの日はどう過ごしているかの話題でキリ良く一周目終了。
一周終わった段階での気になる人は、4番目Dさん、8番目Hさん、最後Nさん。そして二周目へ。
何事もプラス面とマイナス面があると先述しましたが、この二周システム、一周目で気になった人とまた会話出来るメリットがあります。が、一周目気まずい時間だった人や苦行だった人は二周目も同様なのです。好転することはありませんでした。これが本当に辛かった…。俺は二周目に順当にDさん、Hさん、Nさんにキューピッドカードを渡しました。さて、どうなるかな。
タイプの女性からいいなアピールは来るか
今回は最初のスタート席に戻らずに、最後話した席でいいなタイムを迎えました。過去何度もやっていることなのでもう慣れたものです、目隠ししても出来るんじゃないか。「いいな」をタッチして女性の番号と名前一覧が出てきました。もう選ぶ人は決まっています。Dさん、Hさん、Nさん、開始前からほぼ不動です。選考基準:身長。シンプルです。あとは抱けるか抱けないかとかありましたが。結果は…
「自分がいいなした三人からいいなが来てる!!」
初めて自分が選んだ人全員からいいなをもらいました。う〜ん気分良い。いいなをもらったからカップリングが成功するとは限りません。有頂天になっていないあたり、俺、成長したな。
とうとう自分のタイプとカップリング!?
カップリングは全部で第5希望まで選択できます。第一希望・4番のDさん、第二希望・最後のNさん、第三希望・8番のHさん、その三名を選んで送信を押しました。俺は毎回第三希望までしか選んでいません、理由は特にありませんが。なんとなく初参加したときからそうなので。送信した後は何度参加しててもドキドキします、果たして運命や如何に…
「第二希望のNさんとカップリング成立!」
よし!第一希望は残念だったけど、Nさんでも十分十分。結果画面確認してすぐにiPadを係の人に返却しました。
パーティー終了です。前回同様、男性が先に退出して、下でカップリング相手を待つように説明がありました。何の間仕切りもないので、嬉しさでニヤニヤ顔を晒さないよう至って平静を装いながら退出。心の中ではドヤッてましたけどね。結果的に今回は4組がカップリングしたようでした(下で待機していた男性数)。
カップリング後〜新たなミッション〜
しばらく待っていると、Nさんが降りてきました。
俺「今日はありがとうございます。この後時間あります??予定入ってますか?」
Nさん、特に予定はなく、ずっと緊張していたのでお腹空いたとのこと。時間は19時ちょっと前、これはお食事コースです。ただし、今回俺は即興気になるお店を準備していませんでした。新宿駅周辺でそういったお店が見当たらない。新宿駅半径200mの範囲内で知ってる方いたら教えて下さい。
ひとまず商業施設のレストラン階に行くことに。が、しかし、どのお店も混雑&お待ちの列。待ち時間も30分以上。あ、やべ、普通このタイミングで試練与えてくる?ねぇ神様。ここでオドオドしては評価ガタ落ちです、予定変更。
俺「お酒好きですか?」
Nさん「大好きです!」
目が変わりました。好きな種類を聞くと「日本酒」。うん、間違いないね。この人はホンモノだ。俺、あんまり飲めないけど、今日は生きて帰れるかな。すぐに日本酒がたくさん置いてある店を調べてそこに行きました。
ちなみにお酒が好きなら飲み会婚活パーティーというパーティーもありますよ。
まずは冷酒で乾杯。今回はちゃんとテーマを決めていました。「過去の恋愛話、元彼の話を聞き出す」、「すぐに結婚したいのかどうか」という2つです。婚活パーティーで知り合っているのですが、これなかなかその日に聞きづらいんですよね。
いきなり聞くと気まずくなるかもしれないので、外堀から埋めて徐々に本丸へ。
最初は仕事の話から始まり、地元がお隣さんでほぼ同世代ということもあり高校時代の話。ワンクッションお互いの家族の話なんかをしました。この間日本酒5合空けてます。これ、本丸辿り着く前に俺が the end しそうだ…。
すっ飛びそうになる意識を何とか保ち、酒と今までの話も相まってちょうど良い雰囲気になってきました。「直近だといつ彼氏いましたか?」とストレートに。この質問から一気に恋愛話モードへ。お互い過去の恋愛を洗いざらいに話しました。この時は息吐くように嘘はついてませんよ。俺も正直に話しました。
Nさん、今すぐに結婚とは考えていないようでした。本日のミッションコンプリート。あ、そうです、カップリング後に食事やお茶する場合、男性が全部奢った方が良いです。むしろ奢ることをお薦めします。印象良いですし、二回目会える可能性がかなり高まります。
今回は参加人数多め・オープンスタイルという今までと少し違う形態のパーティーに参加しましたが、個人的には一方がやり易くて、他方はやり難いとは感じませんでした。両方ともいけます、もう舐めきってます。さぁて、次はどのパーティーに行こうかな。
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