1度で22人と交流、大人数のパーティーに初参加!
元ハゲの婚活パーティー体験談【第6回】
大人数が参加するパーティーに行ってみようと思い立って、上限30人の大人数婚活パーティーに参加。始まる前から色々な人が出てきました。そして今回はカップリングは設けておらず…。これは説明読んでなかった俺のミス。それでも実りあるものに出来るのやら。
パーティー開始、幸運の女神は微笑むのか!?
今回は22人と多いので、印象に残った方をピックアップ。
1人目 角野さん 28歳
本日のトップは結構キャラ立ちしているお方。ハリセンボンの近藤春菜さんに似ているので「角野さん」と命名。最初の時点でごめんなさい。今日はこの後21人控えているので、角野さんには極力省エネでいこうと決めました。省エネでいくにはどうすれば良いか、相手が最も得意ジャンルとしているものを放り込むことです。
角野さん、先述した通りフランス語っぽい語学の勉強をしていました。ここを突いたら2〜3分間喋り倒してくれるんじゃないか。お互い自己紹介してミッション開始。
俺「角野さん、先ほどパーティー始まる前に勉強していたのは何ですか?フランス語?」
角野さん「あれはスペイン語です」
俺「スペイン語ってそのままローマ字読みするから比較的易しい言語と聞いたことありますが、本当ですか?」
角野さん「読みはローマ字読みで楽といえば楽なのですが、文法は…」
はい、角野さんのスイッチONにするのに成功しました。このあといきなりスペイン語で話されたり、スペイン語の難しさ、どうしてスペイン語を習得しようと思ったのかも、こちらが聞かなくても話してくれました。ただ、この方、普段仕事は英語を駆使する仕事のようで、英語はビジネス英語も含め、完璧に習得している才女でした。
三ヶ国語目か…俺は英語すら中学英語止まりなのに。角野さんの投げ込み途中で移動の時間に。角野さんありがとう、気力体力十分で次行けるよ。
2人目 アニメさん 30歳
挨拶してお互い自己紹介した瞬間、なんだこのアニメ声は…めちゃめちゃアニメ声でした。妹役をやらせたら一級品という感じの声。仕事や趣味の話をしたのですが、アニメ声が気になって気になってほとんど覚えていません。
よくアニメ声って言われません?と聞くと、結構言われるようでした。「『お兄ちゃん』と言ってください」と喉元まで出かけましたが、危ない危ないこれは悪ノリが過ぎる。(オタク限定のオタコンでこの人と出会っていたら確実に言わせてましたね。)
4人目 Aさん 31歳
自己紹介してお互いプロフィールシート交換。身長を見ると167cm。いいね、Good jobだよ。ただ、Aさん目を見てくれない。恥ずかしいのか緊張しているのか生理的に俺を嫌なのか。Aさんの職業欄を見ると業界を特定できる名詞が。俺の前職がそれだったので、仕事の話で切り込むことに。苦労話と愚痴は盛り上がりますね。徐々にこっちを見てくれるようになりました。
趣味に旅行と書いてあるので最近の旅先を聞くと、ハワイ。よし、俺の数少ない海外旅行先にもハワイがある。俺のハワイ旅行は王道じゃないハワイ旅行だったのでAさん興味を持って聞いてくれました。終了間際に連絡先交換(俺からじゃないですよ!)。親父、飛行機嫌いな俺をあの時ハワイに連れて行ってくれてありがとう。
7人目 Bさん 31歳
ブースに入ると、結構最近までギャルやってたでしょと思わせる女性が。
Bさん「めっちゃ笑顔〜w明るそ〜」
俺「僕から『明るい』を取ったら何も残らないんでw」
よしよし、相手から来てくれた。笑ってくれているのでだいぶハードルは下がりました。恒例の切り込み「出身地」。東京出身で俺の地元と結構近いところでした。同い年ということもあり高校時代の話で盛り上がりました。
Bさん「東京観光ツアーてなに?ww」
来ました、希望デートにツッコミが。実はこれまでに2人からツッコミを受け、これで3人目。バスツアーの魅力を熱く語り、バスも二階建てじゃなきゃ意味がないと熱弁を振るいました。
そこまでバスツアーが好きならバスツアー婚活にでも行けよと突っ込まれそうですが食い付いてもらうために書いたことなので、そこまで行きたいかと言われるとそうでもない。ごめんね、興味はあるから嘘じゃないよ。
ワイワイやっていたのが良かったのか、Bさんから連絡先カードもらいました。
12人目 Cさん 30歳
折り返し地点を過ぎると中弛み気味です。自分の中でこれだ!と思う人がなかなかいない。やはり2〜3分は短いよ。と少しぼやき気味にブースに入ると…イター!!あの人だ!!始まる前にトイレ行く時に見かけた、背の高いハーフ顔の女性です。モデルさんのような外見。雰囲気あり過ぎてこの場にいることに違和感を感じるほどです。あなたはこの場にいてはいけない、が、今はありがとう。前回のパーティーで学んでます、「全く同じチャンスは二度来ない」。この3分間が今日の勝負です。
目が合うと何故か笑い出すCさん。
俺「何ですか、何ですか、顔に何か付いてます??w」
Cさん「いやw…なんでそんなに明るいの?w」
前々回くらいから、最初に何故かこう言われることが多くなりました。ブースに入る時にギャーギャーしているわけではありませんよ。笑顔で入って挨拶しているだけです。もしかしたら笑顔ってだけで相当インパクトがあるのではないかと思います。そんなに話しが上手でなくても。
なにはともあれ掴みは上々のようです。話していると性格はかなりサバサバしている印象。サバサバ女性苦手な人もいると思いますが、俺は大好きです。一見アクティブな感じに見えるけど、スポーツにはほとんど興味を示さず、聞いてきたのは「読書」。
Cさん「どういったジャンルの本読むんですか?」
俺「かなり偏ってますよ。歴史とノンフィクション系、それとエッセイですね」
Cさん「歴史はどこの歴史が好きですか?」
俺「昔のヨーロッパが好きです」
通常ですと、ここで会話が終わり、新しい話題にいきます。古代ヨーロッパに関心のある人は、俺は男ですら会ったことありません。この時点でポカーンとなってしまうんですよね。が、しかし、
Cさん「あれ、なんでしたっけ…あの何巻も出てるあの本…題名が出てこない…」
俺「『ローマ人の物語』?」
Cさん「それそれ!興味あって数巻買ったのに全然読み進めてない」
神さま…今日まで古代ヨーロッパという単語を口にしただけで話が強制終了したこと数知れず…でも勝負を賭けたこの一瞬に微笑んでくれたことに感謝します…。
俺「あれ全巻持ってますよ。全部貸しましょうか」
Cさん「読み進めるの難しいから話して欲しいです」
俺「語ったら一晩中語ることになるんでw」
Cさん「じゃあ連絡先交換しましょう」
一晩中語る許可を貰いました。歴史好きになって25年…「変人」とか「変わってる」とか「歴史好きは恋愛下手」だと散々言われてきたけど貫いてきて良かった…25年前そこに興味を持った自分を全力で褒めてやりたい。
身長俺より高いだろうなと思いながらプロフィールシートの身長を見ると「177cm」。最高じゃないか!!全てがドストライクです。「身長高いですね〜」から俺の高身長好きをアピール。Cさん身長高いことを気にしているようでしたから、高身長擁護論を展開。充実した3分間になりました。
14人目 Dさん 31歳
自己紹介してプロフィールカード交換すると、あら、住んでるところ俺の地元だ。出身地を見ると東京。前のパーティーであったみたいに東京出身で俺の地元に一人暮らしパターンかと思って、出身の市区町村を聞くと、返ってきた答えは俺の地元、実家住みでした。年齢は俺と同い年つまり同級生。キタ!キタ!キター!これはもしかしたら面白いことになるのでは。
俺「あ、同い年ですね〜」
白々しく同学年をアピール。Dさんも「あ、ホントですね〜」と共通点があることにホッとした感じになったとこで、
俺「僕も地元そこなんですよ」
Dさん「え?え!?ちょっと…え!?」
Dさんプチパニック、俺爆笑。いろいろ話していると、共通の友人がたくさんいることが判明。うん、その人たち小さい頃からの仲だわ。婚活パーティーの場が同窓会にチェンジです。高校も同じ学区だったこともあり、高校時代の話で盛り上がりました。今度地元で飲みましょうという話になり、連絡先交換。こういう形での連絡先交換もあるんだなと思いました。同い年、同郷の強みです。
15人目 Eさん 31歳
Dさんから聞いていました。今回高校時代の友達と参加していて、次の人がその友達だと。またイタズラ心が疼きます。出身どこですか?質問から、先ほどのDさんと同じ流れに。Eさんもプチパニックに。楽しい、これはクセになりそうです。もちろん共通の知り合いたくさんいました。さっきDさんのブースが騒がしかった理由それですかと。はい、すみません、即席同窓会になってしまって。
21人目 Eさん 33歳
トーク時間2〜3分でも、20人を超えるとかなり疲れてきます。なげやりになりそうな気持ちを引き締めてブースに入り笑顔で挨拶。目鼻立ちクッキリとした女性が。まるでギリシア彫刻のような顔です。仕事やら趣味の話をしていたのですが、ひょんなことからEさんが住んでいる所が、かつて俺が住んでいた所とかなり近いことが判明。その周辺のネタで盛り上がりました。
俺「新宿まで自転車で行ける距離なので使い勝手良い所ですよね」
Eさん「歩いて行けますよ」
俺「ん?今日はもしや?」
Eさん「歩いて帰りますw」
こういう女性好きです。歩いて10分とかの距離ではないです。30分弱は掛かります。それでも歩くという選択をするその男前な気概に惹かれます(本当に歩いて帰るかは知りませんが)。肌も綺麗なので年下かな?と思って年齢を確認すると33歳。全然その年齢には見えんな。むしろ妖艶な感じで良い。もちろん連絡先を渡しました。
最後 Fさん 28歳
挨拶してブースに入ると、Fさん満面の笑みで迎えてくれました。疲れた心が癒されます。このFさん身長165cm、身体と格好がなんかエロい。最高です。
俺の高身長好きをアピールすると、本当は166cmだと判明。166cmだと背高いと思われて引かれるんじゃないかと考えて165cmと記入したようです。その身長の1cmじゃ何も印象変わらんよ、俺はどっちでも好きだけどね。Cさんと同様に高身長擁護論を展開しました。
Fさん最近東京に戻って来たようで、その前は転勤で長野に住んでいたとのこと。場所聞くと、ふむ、あの辺鄙なところか。遊ぶところがなかったから、長野のゴルフ場はラウンド格安でゴルフばっかりやって、ゴルフの腕前は上達したと。うん、腕前よりFさんどんな服装でゴルフするのか気になる…。
俺も今から始めようかな、ブルジョアのスポーツを。ここでトークタイム終了。もう少し話したかったなと後ろ髪引かれる思いでブースを出ました。はい、そうです、連絡先を渡し忘れました。痛恨のミス。
スタートのブースに戻ると、最初と違う光景になっていました。角野さんがいない!!途中で帰ったのかな?自由過ぎだろw角野さんの姿がありませんでした。スペイン語の会話教室があるから帰ったのか真相は分かりませんが。今回は「いいなタイム」も「カップリングタイム」もないのでこれで終了です。今回はなんと8人の女性と連絡先ゲット!1人とカップリングするよりもお得感が半端ないっす!
個人的にはカップリングのある婚活パーティーの方があのドキドキ感とか味わえるから好きなのですが。今回も男性から退出するようアナウンスがありました。荷物をまとめて帰宅、お疲れさまでした。
ということはしません。鉄は熱いうちに叩きます。場所を移動して、早速交換した連絡先を入力。ここで誰が誰なのか分からなくなる事態に。全ての方が連絡先カードにLine IDを書いていたのですが、Lineに登録している名前がニックネームの方がちらほら。
あの短時間で苗字覚えるのがやっとだったので、ニックネームはいったい誰とリンクするのかサッパリ分からない。現在Line IDをニックネームで登録している方、婚活パーティー行く時は本名に直した方が良いかも。
さて誰に送るか、Cさんに決まってます!幸いな事にCさんは本名で登録していました。再度自己紹介と本日のお礼を送信。この時点でパーティー終了20分経過。お!返信きた!Cさんからもお礼のメールです。すぐに送り返します、当日のお茶のお誘いを。
−兵は神速を尊ぶ−ですよね、郭嘉先生。この時パーティー終了25分経過。時間的には早い人は帰ってる可能性があります。Cさんから返ってきました。「電車に乗ってしまいました」。
おぉ…間に合わなかった…連絡先全部登録するのではなく、Cさんの連絡先だけ先に登録してメールすればよかった…。ただ、このお誘いは印象には残ったようで、また食事誘って下さいとの一文が。仕切り直しでまた誘ってみます。
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